今の所監督が好きすぎて全作一気に見た監督はレフン、ハネケ、キューブリックの3人だけです。
というわけでキューブリック監督解説
まあご存知かと思いますが、キューブリック監督の映画情報のステート・オブ・ジ・アート(最先端)を司っているサイトが既にあるので、キューブリック監督について知りたい方はこちらのサイトを御覧ください
(キューブリック監督のキャリア。映画のプロット、スタッフの裏話、ファンアートなどを網羅したサイト。)
プロットはこのサイト見りゃわかるので、このブログではなんとなくキューブリックの好きな理由とかを書いてみます
キューブリックが好きになったきっかけはやっぱり2001年宇宙の旅ですねー
1章~4章の4部構成になってるんですけど、3章の人間VS機械はドキドキハラハラしたし、4章のスターゲイトシーケンスは正直凄すぎてただの映画じゃないって気付かされましたね。
キューブリックで有名なのは撮り方ですね。
シンメトリーを撮る監督というとウェス・アンダーソンを思い出しますが、この監督はシンメトリーの発展形である「一点透視図法」を使ってますね。
これを意識して見るだけでキューブリック映画の楽しさが断然変わるはずなので、ぜひ意識してご覧ください。
キューブリックの凄い所ってアイデアとか撮り方とか演技とかリテイクの中でアドリブを採用するセンスとか色々あるんですけど、僕的にはサンプリングされるキャッチーなモノを作るセンスが好きなんです。
試しに書いてみましょうか。
まず老人Zという大友克洋さんの映画で「春」というおばあさんがAIになってしまうんですが、赤い目をした春というAIなので、モロにHAL9,000なんですね。
こちらは有名ですがメタルギアソリッドピースウォーカーから引用です。
MGS PW HD プレイ動画パート25-2 - YouTube
小島監督はキューブリックの大ファンで、このゲーム自体が2,001年宇宙の旅と博士の異常な愛情の要素がふんだんに盛り込まれています
Simple 2000 Series Vol. 102 - THE歩兵 / Hohei ...
(モロにハートマン軍曹な方が出てきます)
(中盤の塹壕をよじ登り突撃する兵隊を真横から流れるように撮るショットがあるが、突撃と同じ撮り方になっている)
(ホモAV,これは関係ないか。ごめん。)
WALL•E Theatrical Trailer - YouTube
(中盤あるシーンでツァストラが流れます。人類の夜明け的なシーンで)
(中盤のクラブのシーンが時計じかけのオレンジのソレです。フォントが同じなのですぐわかるはず)
もう上げればキリがありませんが、アニメゲーム映画ドラマCMとありったけのサンプリングをキューブリック作品はされています。このように007級のポップアイコン化をキッチリしてるワケですね。
一通り見ておくと、ありとあらゆるメディアでサンプリングされているので、見た時にニヤリとできる機械が自然と増えているはず。
全作見るのをオススメします。とりあえず最初はシャイニングでどうでしょう。一番取っ付き易いので
キューブリック作品、是非全てご覧になってください。
ではまた。
情報、プロット提供:kubrick.blogより。いつも楽しく拝見させております。