色々文章の勉強もかねて書く所

文章を上手く書けるようになりたいので、文章の練習に使っているブログです。2015年頃の初期の記事は適当な物も多いです!ごめんなさい!文章の練習にここを使わせてください!

フィアーXの感想 ネタバレあり

レフン監督のフィアーXをレンタル屋で借りて見てきました。

 

フィアー・エックス [DVD]

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 ざっくり作品の雰囲気を説明すると、シャイニングとロスト・ハイウェイを足してヴァルハラ・ライジングっぽく静かな仕上がりにした。みたいな映画でした。

 

環境音が僕好みで、「ほわ~ん」みたいなサイレントヒル2っぽいちょっと静かな緊張感を感じやすい作りになってます。

ビデオを借りながら殺された奥さんの犯人を探していくサスペンスですね。ホラーの棚にありましたが、どちらかというとサスペンス寄りかな?と思いました。ビックリポイントもないし

 

奥さんを殺された事件を追いかけている内に、汚職警官を殺す際に誤射して死んでしまったという事が発覚。犯人に気づいた主人公は「なぜ?」と訊くが答えてくれず、罪の意識で犯人の警官は主人公を拳銃で撃ってしまいます。

 

エレベーターの中で主人公は考える。

 

ここで注目して欲しいのは主人公の頭にカメラがズームしていき、そこから不思議な赤い描写に移り変わる展開

これは恐らく主人公の思考であり、不穏な気持ちを赤い映像で表現しているものと推測されます

最後のエレベーターのシーンでは、赤い映像がグチャグチャになり「主人公の悪意が暴走している」のが垣間見れますね。

 

そんなこんなで事件は終結。最後に今まで集めた犯人候補の写真たちを開放して監視カメラのエンドロールへ・・・

 

結果的には取っ付きづらさMAXのヴァルハラ・ライジング級の映画でした。

オンリーゴッドは個人的には神への挑戦という意味が込められていて好きなのですが、今回はかなり鑑賞には眠気対策が必要な感じでした

 

こうやって見ると、だいたい50%の確率でヘンテコな映画を撮る監督だなぁと感じました。今度撮る映画は、もうちょっと分かり易いのがいいなーと思う形で鑑賞を終えました。

(いや、だってね。ドライブの序盤のカーチェイスみたいな普通に面白いシーン撮れるんだから、面白い映画取れる技量はあるって事ははっきりしてるし・・・)

 

レフンだとプッシャー、ブロンソン、ドライブ派なので出来るだけエンタメっぽい映画もとって欲しいな~と。まあまだ45歳なので全然十数本は撮れるから、その辺の心配は要らないでしょうけれども。

 

というわけで[ブリーダーのソフト化も期待してます]ので、どこかの会社さんよろしくお願いします。

 

ではまた