色々文章の勉強もかねて書く所

文章を上手く書けるようになりたいので、文章の練習に使っているブログです。2015年頃の初期の記事は適当な物も多いです!ごめんなさい!文章の練習にここを使わせてください!

今までのセンコウガールを振り返りながら、センコウガールの面白さを広めたい

どうも。

 

今。センコウガールという漫画がマンガワンで連載されているのですが、それがかなり面白かったので、現在14話の前半までを振り返りながら面白さについて説明できればと思います。

 

まずキャラクターが複雑なのでキャラ設定から

如月民子(きさらぎ たみこ)

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マルチ商法の斡旋を行う母親と安藤勝己という愛人と三人で暮らしていた。(過去形)

容姿端麗で、学校の成績もトップクラスだったが、容姿の醜い母親から疎まれ、虐待を受けていた。

現在は家で一人暮らし、家の中に死体が埋めてある。その死体は如月民子が異常な憎しみを持っていた人物のものだと推測できる。母親は「長い旅行中」とのこと。

 

自身を「黒い箱に閉じ込められた人間」と自称し、同じ黒い箱に閉じ込めらていた白河七子に「殺してあげようか」と口にした所、彼女の魂が黒い箱から開放された様な目をしていたので、自身を黒い箱から開放する為に「にたい」と思う人間を血眼で探している。

 

白河七子(しらから ななこ)

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如月民子曰く、「黒い箱の中」に居て、殺してあげようかと言った時黒い箱から開放されたが、「落とし穴に嵌って自殺した」らしい。梨香と友達だったが、死にたいという気持ちは梨香には黙っていた。

 

早川隼子(はやかわ としこ)

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子供の頃から一流陸上選手の父親からスパルタ教育を受けていた。私生活における友達付き合いをやめるなど、犠牲を払いながら努力をするも陸上の成績が伸び悩む。

 

体調管理の為拒食気味で体はガリガリ。

 

そんな中、父親が「焼肉を食べよう」と提案し、棚の上にあったホットプレートを取ろうとした際に事故で転倒。膝に怪我を負ってしまう。

もう既に簡単に走れるほどに怪我は治っているが、両親からのプレッシャーから逃れるため松葉杖を使ってギリギリ歩けるフリをしている。

 

彼女もまた「死にたがり」だったため、如月民子に目を付けられる事になる。

自分よりも足が速い才能を持っていた如月民子に問い詰められ、最終的に意図せずして早川の心の扉は少し開放された。

 

三浦英子(みうら ふさこ)

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 整形狂の母親を持っている。

幼い頃に父親から「ブサイクの癖に笑うな」と言われ、自分の顔にコンプレックスを持つようになる。

プチ整形を少しずつ繰り返しているが、整形を繰り返す母親の顔を見て「あんなふうにはなりたくない」と思うようになり、若さと美しさを失う事に恐怖している。

 

「死にたい」が口癖だったので、如月民子に目を付けられた。

本当に死にかけて大怪我をする割にはあまり心の問題が解決してない今作で一番かわいそうな人。

 

田辺曜子(たなべ ようこ)

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心が空っぽである事に幸福も不幸も感じず。ただ心が空っぽのまま死んでいきたいと願う女子高生。

自身の感情が乱れるのを嫌う。心の乱れによって生じる痛みに対する逃避意識が強く、そのために感情のない生活を望んでいる。

 

如月民子に「死にたがり」として目を付けられる。

如月民子との繋がりを通じて、「暖かさ」や「怒り」などの感情が芽生えていくと同時に、そんな自分に動揺している。

 

今後如月民子を黒い箱から開放する為に必要になっていく人物であり、この作品の重要なキーパーソンになると思われる存在である。

 

梨香

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他のキャラと混同しやすいので注意。

 

白河七子の友人で、仲良く話していたが、七子の自殺に対し「私に秘密を黙っていたのに如月には秘密を打ち明けていた」ことから、白河七子、如月民子、田辺曜子それぞれに憎悪を抱く事になる。

 

梨香は「七子は如月に殺害された」と言っているが、如月民子は「を殺した経験はあるが七子は自殺だった」と語っている。

 

ここまでが全体の登場人物のおおまかなあらすじです。

 

間違ってたらごめんなさい。wikipediaがあるワケでもないので自分で色々まさぐって調べました。

 

ではここからセンコウガールの全体の評を短めに書いていきます。

 

センコウガールは、発言しているキャラクターの使用する言葉が少し難解な為、若干プロットが理解しづらい点もあるが、「若い子が考えそうなコト」だったり、若い女の子のフラストレーションや苦しみだったり。若い子の質感が非常に良く描けている作品だと思う。

 

また、学園モノとしては珍しく、ほぼ全てのキャラクターの親がきっちりと描写される。そしてほぼ全ての家族が機能不全であり「親の悪や罪は子供のノイローゼの原因として常にあり得る存在」として作品が描かれている事も、今までの学校ものでは中々描かれなかっただけに、この作品が「特別な作品」に感じさせられてしまうのです

 

とにかく若い子の曖昧な自己像が揺れる感覚が鋭く描かれている大傑作である事は間違いないので、とにかくセンコウガールを読んでない方はぜひぜひ一読しましょう。

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よろしく頼んだぞお前ら!この大傑作であるセンコウガールを皆で応援してくれ!

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