段位粘着。したいですよね。
癖が付いてしばらく離れた方が良いのに「ワンチャンあるかもしれない」とか「もうモチベが段位しかない」って状況になると思います。
そういう段位しかモチベが無いけど段位に癖が付いたマン向けの「癖が付いた曲を抜ける方法」を書いておきます。
1.ハイスピを変える
ハイスピを変えます。正確には緑数字を10~15まで上げたり下げたりします。
ハイスピを早くして「見る→叩く」から「もぐらたたき的に譜面を叩く」の認識プロセスに変更する事によって癖を無理やり突破する方法です。遅くする場合はその逆です。
メリットとしては、1回目は癖を抜けるけど、2回3回と回数を重ねるとハイスピを早くしてもまた癖が付くので1回きりであるパターンが多いです。
癖を抜く方法としては1発しか使えないので1回きりの技だと思って下さい。
2.サドプラを変える
サドプラをガン下げするか、ガン上げします。
譜面の密度が変わるので、譜面を目視した時に譜面の認識が変わります。
譜面の認識をガラッと変えられるかなり有効な手段ですが「サドプラ下げたから押せた」と思ってしまう事でサドプラガン下げにどんどんハマっていき、それが最終的に地力向上の妨げになったり、ソフランが苦手になったりする諸刃の剣です。酷い方だと譜面可視域が3センチしかないプレイヤーも居るので「サドプラガン下げ」にハマるのだけは気をつけましょう。
3.譜面の認識を変える
例えばカラフルクッキーのこの地帯。プレイヤーは「左を見るか右を見るか」のどちらかに視点のムラが傾いて居るはずです。
具体的には、beatmania2dxのプレイヤーは譜面の集合体を「塊として認識して押す」というプロセスを認識の段階で絶対にしているはずなんです。
癖が付いているプレイヤーは、必ずこの認識のズレが発生して「間違った押し方を覚える」という行為を通しているはずなので、集中するノーツ自体を変えます。
具体的には、癖が付いている方の腕の譜面を見ない事で癖を打破します。
beatmania2dxをプレイヤーは、重量級の譜面を扱っている時「無意識で押すノーツレーン」と「意識して押すノーツレーン」の2種類のノーツに認識が2分します。
癖が付いている状態は、この「意識して押すノーツレーン」が押せない状態を差します。
なので思い切って、普段意識を向けて押さなきゃと思っているノーツのレーンを見ないでそれ以外のノーツレーンに集中して叩いて下さい。
癖が付いたレーンを「無意識で押すノーツレーン」にズラす事によって、無意識で指に叩かせる方法です。
この方法は非常に有効だと思います。「軸を意識した瞬間癖が付く」の逆だと思って下さい。
4.画面を見る場所を変える
beatmaniaにおける目線は「上」と「中央」の2つにおおまかに分かれて居ると思います。更に分類すると「左上」「上」「右上」「左中央」「中央」「右中央」の6種類に別れていると個人的には考えています。
他にも皿曲であれば「皿目線」と「鍵盤目線」の2つがあります。いずれにせよ、プレイヤーは「7の鍵盤とスクラッチの部分の内どこかに集中する」というプロセスで譜面を認識しているんです。全てのノーツレーンに集中してるワケではありません。
ので、癖が付いた時は逆の目線を探します。
真ん中の中央ノーツに集中して癖が付いた人は、思い切って左上まで目線を持っていき、癖が付いたノーツレーンを無意識で叩く所まで目線を持っていくというのがこの目線変更の目的です。
皿曲で粘着してハードできない方は20回に1回ぐらい鍵盤目線で叩くとあっさりハードできたり。「無意識ノーツレーンと意識ノーツレーンを交換する」という手段が癖を抜くのに非常に有用である事を覚えて下さい。地力を上げるきっかけにも使える技です。
話は以上です。「段位粘着しかモチベが無いけど段位に癖が付いて、癖が付いたからプレイできずモチベが死んで引退」の流れが、beatmania2dxプレイヤーの間でかなり多いな、と思ったのでこういう記事を作りました。
実際の所、段位粘着は非常に楽しいですし、1曲しか癖が付いて無いのにそれだけで段位粘着をやめなければならないのは相当なストレスだと思います。
僕は今でも思いっきり段位粘着しますし、この方法をミックスしたりして段位粘着をしながら上達をし続けてきました。なのでこれが同じ段位粘着をしたい人達の助けになれば幸いです。
段位粘着をしよう(本当はしない方がいいけど)
終わり