色々文章の勉強もかねて書く所

文章を上手く書けるようになりたいので、文章の練習に使っているブログです。2015年頃の初期の記事は適当な物も多いです!ごめんなさい!文章の練習にここを使わせてください!

HIKAKIN TV とAIDMAの法則からみる ヒカキンという男の計算高さ

はいどうも。

 

というわけで今回は HIKAKIN TV とAIDMAの法則からみる HIKAKIN の計算高さについてしゃべっていきたいと思います。

 

まず皆さんは HIKAKIN TV ついてどう考えるでしょうか。

 

子供ならまだしも大人なら正直「気持ち悪い行動をしているだけなのに再生数が稼げている人」という印象はどうしても抱いてしまうのではないでしょうか。

 

実際のところ HIKAKIN TV を見ている大人の視聴者の中には「こんななんの技術もない動画が伸びるなんておかしい」という感情を抱く人も多いとは思います。

 

しかしやはりそこには HIKAKIN TV なりの打算なるもの。つまりは HIKAKIN の一種の計算があってここまでたどり着いたのではないかと個人的には思うところです。

 

その理由についていろいろ語っていきましょう。

 

・セイキンTVのサムネイル

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こちらがセイキン TV のサムネイルです。

 

一応セイキン本人が全ての動画に写っているというところは共通しており、セイキンという主役は絶対に外さないぞというセイキンの主張が感じられますが、動画の面積の少ない範囲をセイキンが位置しており、非常にバランスが良いサムネイルだと言えるでしょう。

 

・水溜りボンドのサムネイル

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水溜りボンドが主役のサムネイルもありますが「動画の企画の方が主役」という感じのサムネイルが多い印象があります。

 

こちらも非常にバランスが良いですね。

 

 

・一方ヒカキンTVのサムネイル

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HIKAKIN TV のサムネイルはこちらです。

 

セイキン TV と比較しても圧倒的に顔の面積が多く、顔の自己主張が非常に激しいことが誰から見てもわかると思います。

 

この「 HIKAKIN の顔をサムネイルに設定しなおかつ顔の面積を可能な限りでかくする」というスタイルは彼の長い動画投稿生活の中でも完全に一貫しており、ヒカキンゲームズ及び 本家HIKAKIN TV の99.99%で HIKAKIN の顔が非常にでかい面積で写っています。

 

これをAIDMAの法則に当てはめて考えてみましょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/AIDMA

 

"AIDMAの法則では、消費者がある商品を知って購入に至るまでに次のような段階があるとされる。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)"

まあつまりAIMDAの法則というのは「これは何だ」と最初に思わせてからその後に 色々な概要を喋るということをやるとウケるよと言う CM 業界の鉄則です。

 

HikakinTV は、活動の初期の段階から「自分の顔にAIDMAの法則のAの力」。つまり「自分の顔には見るだけで関心を持ってくれる能力がある」ということに気づきました。

 

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HIKAKIN TV を覗いてみて彼のサムネを見ればすぐに分かります。

 

 ヒカキンは「自分の顔に大きなAIDMAのAの力がある」と初期の段階から完全に認知しており、一見気持ち悪いと思われる挙動や素振りも「自分の気持ち悪い挙動には注意や関心の力がある」ということを HIKAKIN が動画サイトに投稿をする初期の段階から気づいていたのは言うまでもないと思います。 

 

YouTube では動画を再生してから30秒後にその動画に留まっている視聴者の割合が非常に少ないメディアです。

 

YouTube における勝利条件とは、評価されることでもなく、賞をとることでもなく、ただ再生数を伸ばし可能な限り多くの広告を出させた人間が勝つというメディアでもあります。

 

僕個人とした HIKAKIN TV に対していろいろ言いたいこともありますが、個人的にはやはり「自分の顔と挙動が武器になる」ということにいち早く気づけたユーチューバーとして評価をしたいなというのが僕個人の意見です。

 

 

HIKAKIN は自分の武器は何なのかを いち早く理解し、youtubeというメディアが「クオリティ以前に関心を持たせれば勝ち」になるというメディアであるという事をyoutube黎明期から理解していたhikakinという男の「計算高さを評価するべきなのでないか」と個人的には思うという話でした。

 

オチは無い。終わる。