色々文章の勉強もかねて書く所

文章を上手く書けるようになりたいので、文章の練習に使っているブログです。2015年頃の初期の記事は適当な物も多いです!ごめんなさい!文章の練習にここを使わせてください!

セイキンTVを恐らく1145本程見ていると思う僕のセイキンの好きな所を考える

どうも。

 

セイキンTVの動画が大好きで、最近はあまり見なくなってしまいましたが一時期は毎日見ていました。

www.youtube.com

この頃が2014年の8月で

www.youtube.com

この動画が2017年10月のものなので、毎日投稿を必ず見ているとすると、1145本以上はセイキンの動画を見ている事が確定しているので(まあそれよりも少ないかもしれないけど)僕はそこそこのセイキン好きって所ですね。

 

まあ今でも2本に1本は見てたりしてますが・・・

 

「セイキンのどこが面白いのか」っていうのは難しいですよね・・・

 

でもやっぱり僕は「彼のコンテンツには悪意が無いし不快にならない」って所がやっぱり良いと思うんですよ。(えっ?顔が不快?オイオイそれはヘイトスピーチだぜ)

 

例えば他のyoutuberやゴールデンタイムの番組って「刺激的」なコンテンツで視聴率や再生数を狙っていくワケですよ。性的だったり暴力を振るったり。再生数と刺激性は切っても切れない関係性なワケですね。

 

でもセイキンにはそれが無い。「他人が嫌い」とか「性的なコンテンツ」とか憎悪に関するコンテンツが徹底的に無いんですよ。とにかく健康的な映像が流れてくる。

 

これはインターネットにおいて珍しい事ですよね。もう他人の注目を浴びるには挑発を一度せざるを得ないというインターネット業界において、毒の無いコンテンツを貫き通すこの姿勢。これこそがセイキンの素晴らしさだと思うんですよ。

 

もちろんそれは「セイキンは虚無」という論説がインターネットに流れる原因も産んじゃったし、実際セイキンの動画は果てしなく虚無である。

 

謎の20代の男が一生買わないタカラトミーのおもちゃやvat19(海外のおもちゃメーカー)のグッズを紹介する動画。

 

そしてなんと言ってもセイキンの代名詞とも言える焼き肉、ポップコーン、そうめんスライダー、揚げ物、回転寿司。などの調理動画。

 

同じ企画、同じようなコンセプトのおもちゃ。ハンドスピナーを同じように紹介するセイキンの動画は、間違いなく繰り返しが限界に来た後期や末期のものに関しては虚無である。

 

まあイメージとしてはつまんないのにダラダラ続編が作られるアクション映画やホラー映画のようなもんだと思ってくれるとだいたいあっている。なんとなく見ちゃう。

 

でも「虚無」だからこそ良いんじゃないだろうか。確かにセイキンTVを見ても何も人生に進歩などない。でもインターネットには挑発的なコンテンツや悪意の充満した場所だらけ。悪意の無い場所を探す方が難しい。

 

だからこそセイキンのような、とにかく「安心して見れるし見せられる」動画がやっぱり良いんだと思う。セイキンは虚無だけど、悪意は無い、悪意が無いコンテンツ自体が、インターネットにおいてマイノリティであるが故に、セイキンはなんだかんだで受け入れられたんだと思う。

 

そしてセイキンTVはそもそも動画自体の内容が虚無じみているので、動画を理解する必要が無いというのも良い。本当にボーッとしながら見れるし、歯磨きしながらセイキンの動画を見る生活を1年続けたけれど、セリフが聞き取れなかったとしても全く気にならない。セイキンの動画はたいした事は言わないし、聞き逃しても大丈夫だからである。

 

セイキンTVが他のyoutuberに比べて伸び悩んでいるという情報も見かけている。

 

でも実際仕方ないと思う。そもそもおもちゃレポや焼き鳥や焼き肉パーティだのといった企画自体が時代遅れになった印象がある。メントスコーラで笑う人などもういないし、スライム風呂も時代遅れになった。きっと料理や揚げ物も時代遅れのカテゴリに入ってしまったんだろう。

 

セイキン動画の企画コンセプトである「おもちゃと調理」という2つのコンセプト自体が、もう昔の動画で供給が済んでいて新しい動画を作る理由があんまりない事も関係している。まあ単純に言えばネタ切れである。

 

それでもやっぱり僕はセイキンは今のスタンスを貫いて欲しい気持ちがある。絶対に買わないようなおもちゃを紹介して「買わね~!」と思いながらインターネットでボーッとしたいのだ。

 

そう。インターネットでボーッとしたい人間にとって、セイキンは最も優れたコンテンツと言える。

 

みんなインターネットに刺激性とか意味とか、とにかくみんな真面目にインターネットしすぎなのである。

 

少なくとも僕はインターネットってのはボーッとするコンテンツだと思っている。

 

だからこそセイキンが愛おしくなってしまって、セイキンを見ながらボーッとするあの時間を求めてしまうのかもしれない。

 

つまりセイキンは日常アニメだった・・・!?

 

とにかく、セイキンの動画はとにかく味がしないし「え?終わり?タイトル以上の事が何も起きてないような・・・」(この、タイトル以上の事が絶対に起こらないというのもセイキンの動画の安心感に直結してくるのだけれども)となっても仕方ない気がする。

 

でも、セイキンは良い。このヒステリーとニヒリズムと悪意と憎悪溢れるインターネットで、ただただ安心できるコンテンツ。それがセイキンTVなのである。

 

もし隕石が地球に落ちたとしても「お!隕石ですね。この隕石は人類を滅ぼすのにちょうど良いサイズですね。」ってコメントしてくれそうな安心感がある。セイキンは。

 

そんな安心と虚無のコンテンツ。セイキンTV。興味があったら見てはいかがだろうか。

 

終わり。眠いので寝ます。

 

ちなみに好きなセイキンは天然石ステーキです。

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本当の終わり。