色々文章の勉強もかねて書く所

文章を上手く書けるようになりたいので、文章の練習に使っているブログです。2015年頃の初期の記事は適当な物も多いです!ごめんなさい!文章の練習にここを使わせてください!

リドリー・スコット監督:悪の法則:ネタバレあり

ブログのタイトルを僕が超大好きでマイベスト10位の中でトップクラスに入る傑作、悪の法則にちなんで、映画の法則というタイトルに変えてみました。では評論行きましょう。

 

 

 うおー!もうジャケットだけでも最高だー!

 

色んな面でこの映画大好きなんです。哲学的な主張クライムサスペンスとしてのクールさ救われないストーリーキャスティングこの映画の言わんとしている事の全てが大好きですね。

 

ただちょっと説明の難しい映画ですね・・・ちょっと映画の概要について説明してみましょうか。

 

概要:不条理をテーマに、「悪」に振り回される弁護士を描く。

不条理の形を無慈悲かつ容赦無い「温度」で描いていく・・・

 

哲学的な主張:マルキナの「真実に温度などない」というセリフから、という世界、というより悪を含む世界全体の無常さや悪と平穏な世界のボーダーラインなど存在しないという考え。「法則なき悪の法則」というあまりに不条理すぎる世界。そしてその世界と我々の平和な世界に鏡界線などないという事。

 

クライムサスペンス:とにかく色彩も衣装もクール。劇伴も素晴らしい。不吉さの膨張が広がっていく感覚が味わえる。ハビエル・バルデム演じるライナーが殺された後、追い剥ぎがたかるシーン。ブラッド・ピットが殺されるシーン。

 

とにかくこの映画の言おうとしている「世界」が大好きですね!

 

ここでマルキナさんの名言を1つ


映画「悪の法則」本編映像《真実の温度》 - YouTube

(マルキナ:チーターのタトゥーをしている。この映画の中では狩るものというメタファーになっている)

 

とにかくかっこよくて哲学的なクライムスリラー悪の法則、ぜひご覧ください。

 

 

 

おまけ、宇多丸さんの評論。名評論


宇多丸が映画『悪の法則』を語る - YouTube