どうも。
どの作品の批評の界隈でも「日本人。シビアな批評が多いなぁ」と思うことがあります。
レビューサイトでも日本人は批評はシビアめなモノが多め。
僕は外国人と日本人ではレビューの根本的な評価軸が違うと思っていて、日本人は減点方式で評価するのに対して、外国人は加点方式で評価していると感じています。
例えばゲームにしても、ゲーム性90点。バグがあったから-50点。あのシナリオのあの言動がダメなので-20点。しめて20点です。っていう評価の仕方が多い。
逆に海外はあそこが良い!とかあの場面で盛り上がった!とか。場面ごとの楽しみを軸に加点方式で評価しています。
どうも日本の社会では、否定をすると頭が良い感じに聞こえるという所に対する憧れが国民全体に根付いてしまっている印象があって、否定の批評の方がカッコいい。という印象が流布されてしまったのはちょっとまずい事かもしれません。
はっきり言って、欠点を指摘するより長所を褒めるほうが難しいですからね。
ちなみに一番難しいのはダメなモノを見た時に「正しい代案を出す能力」です。これが一番難しい。
というワケで、減点方式の日本のレビュー。ちょっと良くないよなぁ。と僕は思う話です。
結局みんな上から目線で否定するのが大好きになってきてるんじゃねえか?とか思っちまうんですよ。みんなそうなりつつある。それが怖い。造り手側も人間だからさ。嫌になるよ。もっと褒めろよ!って思うね。本当に。
終わり。