色々文章の勉強もかねて書く所

文章を上手く書けるようになりたいので、文章の練習に使っているブログです。2015年頃の初期の記事は適当な物も多いです!ごめんなさい!文章の練習にここを使わせてください!

ゴッド・ファーザーパートⅢ~ ネタバレあり

という訳でパートⅢです。

 

概要:時が経ち、老いたマイケル。彼は自分の人生における後悔の念をついに表に露わにし、ファミリーの健全化、そして跡継ぎを見つけてからの引退を図るが、突然の襲撃を受け、襲撃から逃げ切れたと思いきや糖尿病の症状が危篤化。人生の精算を図るマイケルとは正反対に、マフィアの渦は血と暴力の境地へとマイケルを引きずり込もうとするのであった・・・

 

というわけで続編。老いたアル・パチーノがクソカッコイイです。

 

ちなみにこの映画のオーディオコメンタリー、とても面白い事になっており、コメンタリーの前半はずっとソフィア・コッポラのキャスティングに後悔していないという発言をしてます。

ソフィア・コッポラのキャスティングは本国で凄まじいバッシングを受けており、コッポラも何度もソフィアが出るたびに「後悔してない」発言を繰り返していて面白いです。

それから自分のキャリアの失脚についても話しており。なんだか酒場で隣の人に愚痴られるような気分になるコメンタリーになっております。面白いのでぜひ見て下さい。

 

そういえば説明してませんでしたが、Ⅱでクレメンザが降板したのと、Ⅲでトム・ヘイゲンが降板したのには理由があります。

 

クレメンザの方は「自分のセリフの脚本を友人に書かせようとした」というワケのわからない理由で降板、抗争で死亡したという事に。

 

トム・ヘイゲンの方は「アル・パチーノと同じギャラを要求したため(3000万ドル)」と仰っていました。

 

トム・ヘイゲンの降板に関しては残念ですね。彼はマイケルの理解者であり、彼の人生の懺悔がテーマであるⅢにおいて、彼の不在は残念でなりません・・・

 

残念ながらマイケルは人生の精算に失敗し、娘の死によってとどめを刺されて、孤独死を遂げます。

 

海外では賛否両論ある1作ですが、キャリアが崩れていく没落モノですから、日本好みのシナリオですので楽しめると思います。

 

キャリアが落ちぶれた人間として、フランシス・フォード・コッポラとマイケル・コルレオーネを重ねて見るのも良いかもしれませんね。

 

というわけで、トリロジーの中では超の付く傑作。ゴッド・ファーザーⅢ作ぜひご覧ください。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。では