死にたいという気持ちがあるのにこの映画を見ずに死ぬなんてもったいない!生と死についての映画を見よう。というちょっとヘンな趣旨の記事ですが、生や死に踏み込んだ傑作はとても多いのでこれを見て自殺する前に考えてみましょう。
北野自信の希死観念の具現化。
緩やかでもあり獣の様な猛々しい死の香りが濃厚に漂う1作
自殺がテーマなので超オススメです。
死を前に生と向き合う男を描いた作品。
死にたくても死ねない男の心境をリアルに描く描写が見どころ。
死にたがりなら主人公に共感できるはず。
ある女性ボクサーの「成功の人生」を描く物語
「人生とは」というクリント・イーストウッドからの重い問いかけ。
人生の終焉を迎える老夫婦の最期を非常に重いトーンで描く。
極限の愛と死について観客を巻き込む形で描いていく作品。
一家心中した家族の姿が芸術的に描かれている。
富める国の人間が自殺する理由とは?という問いかけがテーマの映画
庵野監督の不安定な精神状態が表面化されているため、陰鬱なトーンが全面的に展開されている映画。
この映画のリツコがシンジをエレベーター前で励ますシーンが大好きで、自分というものを否定され続けたシンジとそれでも彼を前に推し進めようとするリツコの葛藤の描写が素晴らしいです。
おまけ
最後は明るい映画で〆ましょう。
自殺を試みる男の前に天使が現れ、天使がある魔法をかけて・・・というお話
落ち込んだ時には元気が出る事間違いなしです!ぜひご覧ください。
というわけで、死にたい人(需要ある?)はぜひこの映画を見て死生観に向き合って生きてみて下さい。
書籍であれば夏目漱石の行人や芥川の或阿呆の一生辺りもオススメです。
最後に
じゃあまた。