色々文章の勉強もかねて書く所

文章を上手く書けるようになりたいので、文章の練習に使っているブログです。2015年頃の初期の記事は適当な物も多いです!ごめんなさい!文章の練習にここを使わせてください!

小池健さんのREDLINE評

 

REDLINE コレクターズ・エディション 【Blu-ray】

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 というわけでREDLINE.

2003年にプロジェクトが始まり、パイロット版の公開が2004年。そして劇場公開までに更に6年かけて、2010年にようやく上映された超長期間の難産作であります。

 

全面に渡ってブラックシェード(アメコミ影)が展開され、更に抜け目ない作画が炸裂していく、作画のみで言えば間違いなく文句なしの傑作です。

 

ただストーリーの整合性が崩れているという印象はどうしても拭えません。

まず序盤のレースシーン、トランザムがブーストする→「うおおおおお!」→裏取引のシーン→レースが盛り上がる→また闇取り引き

 

と言った感じで、レースの方の熱量を、闇取引のカットと平行させてるんですけど、個人的には「せっかくレースの法盛り上がってるのにそっち行っちゃうの?」感が拭えませんでした。

 

最近の映画に例えると、ゴジラ(2014)がハワイの空港に上陸するシーンの、ゴジラの鳴き声が鳴り響いて「うおー!」と思ったらテレビの映像に移り変わった時のん?みたいな感覚に似てますね。あれ?そっち見たいんだけど・・・的な

 

次元大介の墓標のカーチェイスシーンも、カーチェイスだけで最高にクールなのに、藤子が襲われるシーンと平行してるせいでちょっとクールダウンしてしまったり。

 

シーンの並行って、タイム・リミットとかそういうシチュで映えるもんじゃないかなぁと思う。もしあの車が峰不二子を助けに言ってる車だったらわかるけど、関係ないカーチェイスとストリップのシーンを交差されても・・・って感じ

 

他にもロボワールドの設定があまり生かされていなかったり、生物兵器の下りに関してはもう書きたかっただけ感が拭えないほど登場の理由が荒唐無稽すぎるとか、色々突っ込み所はあります。

 

個人的には、普通のレース映画として、もうちょっと風呂敷を広げず分かり易い作りにすれば良かったのでは・・・と思ってしまうストーリーでした。

 

 

ここまで長い事文句ばっかりですが、この映画が大好きである証拠です。粗のある作品でしたが、意気込みは買い!という事でBDを購入済みです。

 

今後も僕は小池健さんがどの様に進化していくのか見守って行きたいと思います

 

ストーリー関連の弱点を克服できた予兆が次元大介の墓標ではありましたので、次回には相当期待ですね!